更新日：2021年3月31日

奈良先端科学技術大学院大学　情報科学領域　ロボティクス研究室のガルシア助教がリーダーを務めるチーム「NAIST-RITS-Panasonic」が7日間に渡りロボット技術センターを利用されました。

2019年に東京ビッグサイトで開催された「ワールドロボットサミット（WRS）トライアル競技会」のコンビニ部門で1位を獲得したロボット2台を使用して実証実験を実施。

ロボット技術センター内にコンビニのセットを再現し、ロボットが行う商品の自動補充と整理、消費期限切れの廃棄品の回収、接客等の動きを確認。

今年度はコロナ禍で大会や学会も全てがリモート開催や中止になったとのこと。
今回の大会本番を想定した実験は大変重要で、トラブルを瞬時に対処する経験こそが社会に出て役立つとのお話でした。
また、1年の研究の成果を発表・記録する目的で動画撮影も実施し、特にコロナ禍で卒業する学生の集大成として大変良い経験ができたとのこと。
今後もロボット技術センターを利用して、他校との共同研究やハッカソンを実施したいとの構想も伺いました。

ロボット技術センターは1500㎡の大空間が低価格でご利用可能です。
今後もドローンやロボットの実証実験、また５G通信を使用した実験等、自由な発想で有効にご活用ください。