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第19回「大学リレーセミナー」開催報告

更新日:2019年3月20日

 (公財)京都産業21では、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)におきまして、入居企業、けいはんな学研都市に立地する研究機関や企業、支援機関の方々にも参加していただき、研究内容や事業内容などの事例紹介、外部講師による話題提供などの相互交流の場づくりを進めています。その一環として、大学リレーセミナーを3年間継続的に開催して参りましたが、今回は、“スマートライフ”“スマートエネルギー&ICT”“スマートアグリ”及び“スマートカルチャー&エデュケーション”の4つの研究開発テーマを包括する分野横断的視点に立ち、下記の通り第19回大学リレーセミナーを開催いたしました。

【日時】 2019年3月18日(月)18時~20時15分

【場所】 けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
     3階「会議室」

【プログラム】
「けいはんな学研都市の創造性 ~日本はなぜ大和に興ったか〜」
    講師:小路田 泰直 先生 
        奈良女子大学 理事・副学長

 日本という国が大和に興った理由は、分かっているようで分かっていない。そもそも「それはなぜ」と問われることが少ないからである。しかし考えてみれば答えは簡単である。神武天皇が日向から大和を目指した時、そこが「六合(くに:天地東西南北)の中心(もなか)」だからと言ったように、大和は列島交通のまさに要の地だったからである。吉野川を東に出れば櫛田川を経て伊勢にいたり、西に出れば紀ノ川を経て和歌山にいたる。そして北上して琵琶湖を越えれば若狭にいたる。伊勢、和歌山、若狭からは列島全体に海路が広がっている。交通上の中心だから国ができた。さらには国(首都)が去っても、自治が栄え、それを支える様々な文化(茶・能・剣術)が発生したのである。大和を含むけいはんなの地の特徴は、その中心性と中心ならではの創造性にある。大和の「何でも一番」は決して偶然生まれたのではない。その地政学的ポジションから必然的に生まれたものなのである。

 これらの歴史背景をお話ししていただいた後、この地の持つ創造性への自覚を促すこと、そしてその自覚が新たなイノベーションの起爆剤になることに期待を込めて、「けいはんな学研都市への提案」で締めくくられました。
 けいはんな学研都市が「くにのもなか」たるための小路田先生からの提案を中心に、参加の皆様と意見交換会を行いました。今後、大学や立地施設による未来志向の連携が期待されます。

【参加者】 38名

来年度も定期的に開催しますので、引き続き多数の皆様のご参加をお待ちしています。

 

 

 

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