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「女子学生と研究者・技術者のためのオープン道場カフェ@けいはんな」開催報告

更新日:2018年12月4日

 KICKを拠点としたイノベーション創出を目指して、けいはんな学研都市に立地する大学や研究機関・企業等に在籍する女性研究者・技術者等と高校生・大学生らとの交流等の場を設けました。

1 日 時   平成30年11月15日(木)18時~20時45分
2 場 所   KICK 3階会議室
3 出席者   参加者54人
4 概 要
(1) はじめに
・奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 教授 井上 美智子 先生

 井上先生が従前から世話役を担っている「けいはんな女性研究者ネットワーク」の取り組みや本会合との関わりなどを紹介。

    テクノロジー分野で活躍する女性技術者・研究者の自立と連携を支援するためのローカルユニットであるIEEE 関西支部 WIE (Women in Engineering) Affinity Groupの活動状況などを紹介。

   

(2) 先輩女性研究者のお話と意見交換
・同志社大学 生命医科学部 医情報学科 教授 飛龍 志津子 先生
 テーマ「教育者と研究者、そして親として」

 修士課程修了後、一度大学を離れ、民間企業に就職したが、大学に戻り、コウモリの生物ソナーに関する研究を始めた経緯や、今は教授として多くの学生を教育指導する立場にあること。また、家庭では二児の母であることを踏まえ、研究者・教育者として活躍するために自ら心がけるべきことや努力すべきこと、加えて、必要とされる環境、特に家族とともに家族を取り巻く社会環境などについて言及。

 

(3) 高校生・学生チームによるグループ活動の成果紹介と意見交換
  <ファシリテータ:井上教授>
・奈良市立一条高等学校・京都成章高等学校「~ロボットとわたし~」
 異なる高校に通う二人がロボカップジュニアというロボットで行うサッカー競技に出場している経緯、中1の時に初めてチームを組んで世界大会出場したことや昨年はジャパンオープン8位と好成績を支える技術を紹介、加えて、今後はどこからでも正確にシュートを決められるロボット作りを目指す決意なども表明。

  

・奈良女子大学理系女性教育開発共同機構 意欲ある学生支援事業『おたすけ』採択グループ「mekabu」

 アプリ開発合宿やプログラミング勉強会を実施するとともに、ハッカソン、ヘボコン、サイエンスインカレなど対外的にも活動していること、その中で進めている”ゆるボーグ”(ゆるゆるうごく生き物と電子工作で作られるサイボーグ)の開発状況などを紹介。

  

・奈良女子大学理系女性教育開発共同機構 意欲ある学生支援事業『おたすけ』採択グループ「いきもの同好会」

 豊かな自然を擁する奈良を背景に、鹿、鳥、蛍などを対象に様々な活動を進めていること、特に今は、大仏蛍の観察、ホタル飼育、キャンパス内の池の整備など様々な取り組みを通して、ホタルが生息できる環境作りをめざしていることの紹介。

 

・奈良女子大学大学院生活工学共同専攻研究テーマから「あなたはよく眠れていますか?」

 多忙な女性常勤勤労者の睡眠がどのようになっているかを知りたいとの目的から、3点誘導法心拍計・小型簡易脳波計・腰装着型活動量計ならびに腕時計型活動量計などを駆使し、緻密な実験計画を踏まえて客観的な睡眠指標を算出したこと、それらを考察して短時間睡眠の実態を確認したことの報告。

    

(4)フリートーク
・出席者がグループ毎に活発な意見交換を進めた。

  

(5) おわりに

・奈良女子大学 副学長 藤原 素子 先生

 生徒・学生4チームの報告を受けて感銘し、かつ“研究の原点は素朴にやってみたいと思うこと”を再認識したこと、今年2回目であるが去年よりさらにバージョンアップしたと感じるとともに、今後さらに発展することを期待するとの言で閉会。

 

                                                

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