メニュー

第9回「大学リレーセミナー」(第15回「KICK交流会」開催報告)

更新日:2017年9月19日

 第9回「大学リレーセミナー」(第15回「KICK交流会」開催報告)

 (公財)京都産業21では、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)にお
きまして、入居企業、けいはんな学研都市に立地する研究機関や企業、支援機関の方々にも参
加していただき、研究内容や事業内容などの事例紹介、外部講師による話題提供などの相互交
流の場づくりを進めています。
 今回、“スマートライフ”“スマートカルチャー&エデュケーション”をテーマとして、
「第9回大学リレーセミナー」を開催しました。

【日時】 2017年9月13日(水) 18時~20時

【場所】 けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)3階「会議室」

【プログラム】第1部「学融的な人間科学の構築と科学的根拠に基づく対人援助の再編成」
      講師:矢藤 優子 先生
         立命館大学 総合心理学部総合心理学科 教授

      第2部「生理学的手法を用いて,教育を科学的に考える」
      講師:岡本 尚子 先生
         立命館大学 産業社会学部現代社会学科 准教授

 まず、「学融的な人間科学の構築と科学的根拠に基づく対人援助の再編成」と題して、矢藤
優子先生から話題提供がありました。
 持続可能な社会形成のために解決しなければならない課題に焦点を絞り、教育・研究を通じ
て社会貢献していくために、2008年4月、立命館グローバル・イノベーション研究機構
(R-GIRO)が設立されました。その中で、「若者が夢を持てる社会の形成と新しい文化の創
造」を目指す研究プログラムにおいて、2016年度から進められている発達研究プロジェクト
を牽引している矢藤先生から、誕生前から老年期までの人間発達をシームレスに捉え、行動
発達学、神経科学、ナラティブ心理学、地域社会学等の学融的な研究によって、この少子高
齢化社会に各世代が抱える課題について科学的根拠に基づいた対人援助を実現していくこと
を目指して研究を進めていることの紹介がありました。
 続いて、「生理学的手法を用いて,教育を科学的に考える」と題して、岡本尚子先生から
話題提供がありました。近年、学校教育において、科学的根拠に基づいた(Evidence
-based)教育の重要性が国際的に高まりつつあり、こうした教育の実現には、学習時と指導
時における思考を可視化する客観的なデータが必要となり、そのため、岡本先生は、脳活動
計測や視線計測などの生理学的アプローチを進めています。その現状について紹介され、具
体的な実験結果が報告されました。
 いずれも、約45分の話題提供のあと、参加者との活発な意見交換が行われました。

【参加者】 33名

 今後も定期的に開催しますので、引き続き多数の皆様のご参加をお待ちしています。

矢藤先生
CIMG9758  CIMG9762  CIMG9760
岡本先生
CIMG9779  CIMG9797  CIMG9785 

年度別アーカイブ

カテゴリー